株式会社サイバーセキュリティクラウド(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:小池 敏弘、以下「当社」)は、デロイト トウシュ トーマツ リミテッドが、TMT(テクノロジー・メディア・通信)業界の急成長企業を、世界3極(アジア太平洋地域、北米地域、EMEA地域)の地域レベルで顕彰するプログラムである「アジア太平洋地域テクノロジーFast 500」において、過去3決算期の収益(売上高)に基づく成長率230.6%を記録し、国内企業としては9番目にランクインし、500位中232位を受賞いたしました。
■アジア太平洋地域テクノロジー Fast 500とは
アジア太平洋地域テクノロジー Fast 500は、DTTLが世界3地域(北米・欧州・アジア太平洋地域)で実施するプログラムで、アジア太平洋地域は2020年で19回目を迎えます。オーストラリア、中国、香港、インド、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、ニュージーランド、シンガポール、台湾から、上場、未上場を含む様々な規模の企業が参加し、直近3決算期の収益(売上高)に基づく成長率の上位500社がランキングされ、企業の成長性や成功を知る上でのTMT業界におけるベンチマークの役割を果たしています。プログラムの詳細は、以下をご覧ください。
https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/about-deloitte/articles/news-releases/nr20210408.html
■受賞の要因
当社の収益(売上高)成長率230.68%を達成した背景に以下の3つの要因が挙げられます。
①主力プロダクトである「攻撃遮断くん」の利用企業数の増加
②AWSユーザー向けプロダクトの高い成長率
③低水準の解約率を維持
①主力プロダクトである攻撃遮断くんの利用企業数の増加
当社が展開する主力プロダクトであるクラウド型WAF「攻撃遮断くん」においては、年々右肩上がりに増加しており、2020年12月末時点においては926社にまで拡大いたしました。大手企業はもちろんのこと、上場を目指すベンチャー企業や官公庁、教育機関など幅広いWEBサイトに導入されています。
②AWSユーザー向けプロダクトの高い成長率
当社では、AWSユーザー向けに「WafCharm」と「AWS WAF Managed Rules」の2つのサービスを展開。AWS WAF自動運用サービスである「WafCharm」では、サービスを開始した2018年末時点で50以下だったユーザー数も、2020年12月末時点で約400ユーザーにまで増加し、またAWS WAFのセキュリティルールセットである「AWS WAF Managed Rules」においては2019年にサービスを開始して以来、順調に増加を続け、現在世界70以上の国と地域に展開し、約1,500ものユーザーに利用いただいています。
③低水準の解約率を維持
「攻撃遮断くん」において、2020年12月末時点では1.24%という低い解約率で推移しています。2018年以来3年連続で1%台前半の低水準を維持し、さらに「WafCharm」も同様に1%前後を保っています。
■この度の受賞に関する代表取締役社長小池敏弘からのコメント
当社は国内発のサイバーセキュリティサービスベンダーとして、「世界中の人々が安心安全に使えるサイバー空間を創造する」という理念の下、自社で一貫してWebセキュリティサービスの開発・運用・保守・販売を行い、多くのお客様に我々のサービスを信頼いただくとともに当社も成長を続けてまいりました。今後は当社が持つサイバー攻撃のビッグデータを活用した取組や異業種との提携、積極的な事業拡大やグローバル展開を通じて、当社が活躍可能な領域を拡大するとともに、より幅広い領域の企業のサイバーセキュリティを守ることができるよう尽力いたします。
【クラウド型WAF「攻撃遮断くん」について】
https://www.shadan-kun.com/
クラウド型WAF「攻撃遮断くん」は、Webサイト・Webサーバへのサイバー攻撃を可視化・遮断するWebセキュリティサービスです。ディープラーニング(深層学習)を用いた攻撃検知AIエンジン「Cyneural」を活用し、一般的な攻撃の検知はもちろん、未知の攻撃の発見、誤検知の発見を高速に行うとともに、世界有数の脅威インテリジェンスチーム「Cyhorus」により、最新の脅威にもいち早く対応します。導入社数・サイト数で国内1位※1を獲得し、企業規模を問わずご利用いただいています。
【「WafCharm(ワフチャーム)」について】
https://www.wafcharm.com/jp/
「WafCharm」は導入ユーザ数で国内No.1※2の、パブリッククラウドで提供されている WAFを“AI”と“ビックデータ”によって自動運用することが可能なサービスです。AWSとMicrosoft Azureの2大プラットフォームに提供しております。
機械学習を用いて最適なWAFルールを自動運用するAIエンジン「WRAO(ラオ)※3」(特許番号:特許第6375047号)を搭載しており、累計導入サイト数・導入社数国内No.1※1の実績を持つクラウド型WAF「攻撃遮断くん」で培った累計1.7兆件以上のビックデータを活用し、お客様毎に最適なルールを自動で適用します。サイバー脅威情報監視チーム「Cyhorus」により最新の脅威にもいち早く対応します。また、国内有数のシグネチャカスタマイズのノウハウをもった、開発エンジニアによるサポート※4も合わせて提供しています。
【株式会社サイバーセキュリティクラウドについて】
会社名:株式会社サイバーセキュリティクラウド
所在地:〒150-0011 東京都渋谷区東3-9-19 VORT恵比寿maxim3階
代表者:代表取締役社長 兼 CEO 小池 敏弘
設立 :2010年8月
URL :https://www.cscloud.co.jp/
「世界中の人々が安心安全に使えるサイバー空間を創造する」という理念を掲げ、サイバーセキュリティクラウドでは、世界有数のサイバー脅威インテリジェンスとAI技術を活用した、Webアプリケーションのセキュリティサービスを全世界に向けてサブスクリプションで提供しています。また、クラウド市場世界シェア47.8%※5を持つAWSにおいて、世界で7社目となるAWS WAFマネージドルールセラーにも認定されております。
これからも私たちは、リーディングカンパニーとして、世界中の人々が安心安全に利用できるサイバー空間を創造するためのサービス開発を行い、情報革命の推進に貢献してまいります。
【テクノロジーFast 500について】
Fast 500は、国際会計事務所組織 デロイト トウシュ トーマツ リミテッドが、TMT業界の急成長企業を、世界3極(アジア太平洋地域、北米地域、EMEA地域)の地域レベルで顕彰するプログラムです。北米地域では1997年から、EMEA地域、アジア太平洋地域では2002年より実施しており、日本は初年度から参加しています。ランキング基準は、過去3決算期(北米地域、EMEA地域は直近4決算期)の収益(売上高)に基づく成長率としています。
【日本テクノロジー Fast 50について】
日本テクノロジー Fast 50は、国際会計事務所組織 デロイト トウシュ トーマツ リミテッドのランキングプログラムの日本版であり、TMT業界の企業を過去3決算期の収益(売上高)に基づく成長率で順位付けします。指標を収益成長率としていることにより、企業規模によらない成長性を表わすランキングとなっており、上場・未上場企業に関わらず応募が可能です。対象となる事業領域は、ハードウエア、ソフトウエア、通信、メディア、ライフサイエンス、クリーンテックです。
日本では2003年から国内のランキングとなるFast 50プログラムを開始し、この応募企業は自動的に「アジア太平洋地域テクノロジー Fast 500」にエントリーされます。
本プログラムで開示されている情報について
Fast 50は、集計に当たり正確を期しておりますが、企業からの回答をそのまま集計し反映したものであり、デロイト トーマツ グループやデロイト トウシュ トーマツ リミテッドは、明示または黙示を問わず、これらの情報の正確性などについて何らかの意見を表明したりまたは内容を保証したりするものではありません。なお、Fast 50およびFast 500プログラムの詳細については、https://www.deloitte.com/jp/fast50よりご覧いただけます。
※1 出典:「クラウド型WAFサービス」に関する市場調査(2019年5月〜2019年6月 調査)<ESP総研 調べ>
※2 出典:日本マーケティングリサーチ機構調べ 調査概要:2020年7月期_実績調査
※3 AWS WAF classicのみに対応
※4 一部プランのみ対象となります
※5 出典:Gartner(August 2020)・・・Worldwide Iaas Public Cloud Services Market Share, 2018-2019