Webセキュリティサービス「攻撃遮断くん」を提供する株式会社サイバーセキュリティクラウド(本社:東京都渋谷区、代表取締役:大野 暉、以下「サイバーセキュリティクラウド」)は、アマゾン ウェブ サービス(AWS)を基盤とした24時間365日のフルマネージドサービスを提供するcloudpack(クラウドパック)をはじめ、システムやアプリケーションの開発などを手掛けるアイレット株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:齋藤 将平、以下「アイレット」)と代理店契約を締結いたしました。
アイレットはサイバーセキュリティクラウドとの代理店契約により、Webセキュリティサービス「攻撃遮断くん」で蓄積した数千億件のビックデータの活用により、Webサイトごとに最適なシグネチャを提供可能とする技術※1とサポート力を合わせた「WafCharm」販売を開始いたします。
左:サイバーセキュリティクラウド 代表取締役 大野 暉
右:アイレット 執行役員 エバンジェリスト 後藤 和貴
■市場背景・代理店契約背景
企業におけるサイバーセキュリティは「社内セキュリティ」「Webセキュリティ」に分類されますが、「Webセキュリティ」が大きな社会問題となっております。IPAの2017年情報セキュリティ10大脅威※2においては、“組織”における10大脅威のうち、7件がWebセキュリティに関連する脅威となっています。また、Webシステムにおいてデータ侵害の多くがWebアプリケーションが原因となっており、Webアプリケーションに対するサイバー攻撃を防御するWAFの導入が進んでいます。特に近年、クラウド型の市場規模が急拡大しており、2015年から前年比160%以上毎年伸びております。※3
そんな市場背景の中、攻撃遮断くんは自社開発の強みを活かした万全なサホート体制と技術力・価格が評価され、クラウド型WAFサービスに関する市場調査において累計導入企業数・累計導入サイト数第1位を記録されました。※4
当社はクラウド世界市場シェア34%を持つAWS※5に対して、「WafCharm」の提供を2017年12月より開始しており、アイレットと代理店契約を実施することにより、更に多くのAWSユーザーがAIによるWAF運用が可能となります。併せて、「WafCharm」は基本料金5,000円+月額45,000円~と料金改定を実施しており、2週間無料で使用できるトライアルプランも実施しております。
※1:特許出願中
※2:情報処理推進機構(IPA)「情報セキュリティ10大脅威」
※3:情報セキュリティマネージド型・クラウド型サービス市場の現状と展望 2017年度版
※4:「クラウド型WAFサービス」に関する市場調査(2017年8月25日現在)<ESP総研調べ>(2017年8月調査)
■ WafCharmについて
WafCharm専用サイトでユーザー登録後、専用管理コンソールからアクセスキーを登録するだけ。わずか2ステップでサービスの利用を開始する事ができます。個別チューニングやカスタイズ対応を当社サポートセンターで対応し、適用されているシグネチャはユーザーのAWS WAFの管理コンソールで確認できるため、誤検知が発生した際の原因特定もユーザーで可能です。
現在無料で2週間使用できる無料トライアルを実施しており、サービス利用料は基本料金が5,000円となり、月額45,000円から使用可能となります。ログ数とサポートレベルにより自社に最適なプランを選択することができ、サービス提供開始と同時に全世界へ展開するため、英語/日本語に対応済みです。
AI×ビックデータによる最適化に加えて、簡単な導入フローと万全なサポート体制、低価格から利用可能は価格プランを用意し、英語/日本語対応するなど、あらゆるユーザーニーズに対応する事で、世界中のユーザーがご利用可能なサービスとなっております。
■アイレット株式会社からのエンドースメント:執行役員 エバンジェリスト 後藤 和貴
「AWS WAF」を利用する際、攻撃を防ぐルールを自社で運用する必要があり、セキュリティの専門知識が必要です。そのため、自社でのルール運用の負担が大きい事が課題でした。「WafCharm」は、AIが自動でルールを運用するという非常に魅力的なサービスであり、この課題を解決することができます。また、CSC社はクラウド型WAF市場で国内No.1の実績を持ち、その豊富経験とノウハウをルールの自動運用に活かしており、ルールの精度とサポート力の高さを評価しています。その点が提携の決め手となり、「WafCharm」は「AWS WAF」のスタンダートになるサービスだと期待しています。